日建設計がPT委員に接触…豊洲市場問題“密室談合”の動き

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 豊洲新市場が抱える闇が、さらに深まった。都議会は定例会最終日の13日、移転問題を審議する特別委員会の設置を決めた。そんな中、水面下で怪しい動きが出ている。設計者の「日建設計」が、有識者からなる市場問題プロジェクトチーム(PT)の専門委員に接触を重ねているという。フルオープンを約束した議論が、ブラックボックス化しかねない“密室談合”の動きを小池知事は把握しているのか。

 PTの目下の課題は、豊洲市場の耐震性の問題だ。仲卸棟の安全性を証明する「構造計算書」では「10ミリ」となっている4階の床の厚さが、実際には「150ミリ」となっている。記載がなかった推計1300トン超の「押さえコンクリート」が加重されたことで、建築基準法で公共性の高い建物に義務づけられた耐震基準(民間建物の1.25倍)に満たない恐れがある。

 日建設計は、事実上の“耐震偽装”状態の責任追及を危惧し、委員にコンタクトを取っているのかもしれない。

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