豊洲にあった“別の未来” 東京ガス再開発なら一大観光地に

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 東京ガスの再開発計画が粛々と進んでいれば、豊洲問題はここまでコジれなかったかもしれない。

「こんなに景観のいいスポットは都内でも有数ですよ」――先月30日に行われたメディア向けの「豊洲市場見学会」で、仲卸売場棟「屋上緑地」を視察した際、都の中央卸売市場担当者はこう胸を張っていた。

 担当者が言う通り、豊洲市場から運河を挟んだ対岸の晴海埠頭には高層ビルが立ち並んでいる。晴天だったこともあり、遠方にはレインボーブリッジや東京タワーを望むことができる絶好の“ビューポイント”だ。

 実は、20年近く前の1997年ごろ、都内有数の景観を誇る当地で東ガスは独自の再開発計画を練っていた。もちろん都港湾局のお墨付き。ホテルや大型マンション、海にまつわるイベントモールやショッピングセンターなどを建設する一大プロジェクトだった。ところが、98年8月、都は一転、築地市場の移転先としてこの土地のある豊洲埠頭先端部の調査を開始。候補地に選んだのだ。

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