補償コスト増の元凶 豊洲冷蔵庫の“電源問題”にプロが異論

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 豊洲市場のコスト削減の新たな「妙案」となるか。「市場問題プロジェクトチーム(PT)」の第3回会議が29日、開催される。その検討課題のひとつ、「事業者への補償」コストを大幅に削減できる可能性があることが日刊ゲンダイの調べで分かった。莫大な電気代がかかる巨大冷凍庫棟は「電源を落としたら故障する」とされてきたが、専門家から「そんなことはない」との声が上がった。

 豊洲の水産卸売場棟の横にドンとそびえる「豊洲冷蔵庫」の高さは約40メートル。築地で冷凍・冷蔵倉庫業務を営む「ホウスイ」が、70億円もの費用をかけ建設したものだ。広報担当者が、「世界一の市場にふさわしい冷凍庫棟」と豪語するように、最大で零下60度にまで保つことができる。ホウスイは、移転推進派の“ドン”伊藤裕康氏が代表を務める卸売業「中央魚類」の子会社でもある。

 そんな最新鋭の冷凍庫棟は、移転延期後の現在も電源を落とせずにいる。月300万円もかかる電気代は補償コスト増の“元凶”とも言えるが、先の広報担当者は「冷凍庫を常温に戻すと霜が溶け水浸しになる。床の小さなヒビや溝に水が侵入した状態で再度冷やすと、侵入した水が凍り、床が割れる恐れがある」と説明する。

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