高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「水中に沈んだ」民進党に再生の道はあるのか OBに聞いた

公開日: 更新日:

 民進党の野田佳彦幹事長が4日の年頭会見で「我々はもはや背水の陣どころではなく、既に水中に沈んでいる。そこからどうやって浮き上がるか、覚悟が問われる」と語り、「ほほう、自分らの置かれた状況をちゃんと自覚しているじゃないか」と評判になった。しかし、そんな感心のされ方をしていたのでは、遅かれ早かれ解散・総選挙必至とみられる今年の政局を乗り切れず、本当に土左衛門と化して沈みっぱなしになりかねない。

「再生の道はあるのか」と、元閣僚級の民進党OBに尋ねた。

「ひとつは、アベノミクスが完全に失敗に終わったというのに、それに取って代わるべき経済観、国家像を提起できていない。野田は『税と社会保障の一体的改革』のための消費増税を打ち出して政権を潰した責任者なのだから、そこに徹底的にこだわって、日本型の福祉社会の構想を、財源問題、財政再建策を含めて分かりやすく掲げればいい。その場合に『安倍はまだ成長、成長ばかり言っていて、まるで発展途上国。今はもう成熟先進国として質的充実を目指す時代でしょう』と文明論的な転換を訴えなければダメだ」と彼は言う。

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