高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

民進党の蓮舫執行部が「脱原発」で腹をくくれない理由

公開日: 更新日:

 民進党の蓮舫代表は、12日の党大会の目玉として「2030年までに原発ゼロ」の方針を打ち出そうとしたが、党内の原発推進派や電力総連を抱える連合の抵抗にあって、あえなく挫折した。前に本欄でも書いたことだが、これをうまく打ち出せば、同党を再生させ、野党の共闘を促して、やりたい放題の安倍一強政治に冷水を浴びせることができたはずなのに、残念なことである。

「そうなんですよ」と、閣僚経験もある同党ベテラン議員がこう言う。

「ちょうど3・11から6年というタイミングで、誰もが改めて福島第1原発事故のことを思い起こさざるを得ない。このタイミングでわが党が原発ゼロ社会をめざして踏み出す姿を見せることができれば、次期衆院選へ向けた野党共闘の議論にも弾みがつく。目前の東京都議選にしても、今のままでは小池旋風で吹き飛ばされてしまいそうだけれども、例えば、東京五輪を日本の自然エネルギー、水素エネルギーの技術を世界に示す見本市にしようというビジョンを掲げて、ひと味違った訴え方をすることもできただろう」

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