慶大の怪しい塾長選 得票トップが落選で次点当選の不可解

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「私学の雄」で怪しい動きだ。慶応義塾の新塾長を選任する臨時評議員会が20日開かれ、任期満了となる清家篤塾長(63)に代わり、慶大元文学部長で常任理事の長谷山彰教授(64)の就任が決まった。

 両氏はこの日、慶大・三田キャンパスで会見。長谷山氏は「世界から高く評価される大学になるよう尽力する」と語ったが、実はここに至るには、とても「民主的」とは言えない不可解なプロセスが潜んでいた。

 塾長選挙は、まず3月下旬から、同大9学部と、幼稚舎から高等部までの「一貫教育校部門」、「職員」の計11部門から各2人ずつ候補を選出。候補は他部門からも選べる。さらに、各部門から「選挙人」を四十数人ずつ出す。今回は、計450人の選挙人が今月16日の塾長選挙で投票し、候補者を3人に絞り込んだ。最終的に、学部長と学外の財界人などが名を連ねる「評議員」ら計29人の「選考委」が1人を推薦、最高意思決定機関の「評議員会」で新塾長が決まる――という流れだ。

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