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小口幸人弁護士

1978年、東京都生まれ。中央大学商学部経営学科卒業。一部上場企業の営業職から弁護士に転身。司法過疎地である岩手県宮古市で3年半、1000件以上の相談に対応。同地で東日本大震災に遭い、被災者支援にも取り組む。沖縄本島南部の八重瀬町に南山法律事務所を開所。沖縄弁護士会所属。

「パレルモ条約締結のために必要」政府の説明も怪しい

公開日: 更新日:
(C)日刊ゲンダイ

 共謀罪は、過去も、今回も、俗に言う「パレルモ条約締結」のために必要だと国会に提出されてきました。「テロ対策」のためという政府の説明も相当、怪しいですが、パレルモ条約締結のためという理由にも多くの疑問符が付きます。

 そもそも、パレルモ条約は1992年に、イタリアの判事がマ… 

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