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金子勝慶大名誉教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

経産省は経済妨害省か 原発輸出は「全額政府保証」の最悪

公開日: 更新日:
まるで経済産業妨害省…(C)日刊ゲンダイ

 日本の経済産業省は、まるで経済産業妨害省のようだ。失われたこの30年間で、経産省が成功した産業政策があっただろうか。スパコンのベクター型からスカラー型への転換に遅れ、IT革命に遅れ、ソフトを作る競争力も失わせた結果、日本の電機産業を失速させた。

 決定的なのは「原発ルネサ… 

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