高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

立憲民主党の支持率の高さは有権者の“スッキリ感”が理由

公開日:

 27日付の日本経済新聞の世論調査で、野党の中の立憲民主党の「1強」ぶりが明らかとなった。同党の支持率が11月初旬の前回調査と同じく14%を維持したのに対し、共産3%、維新と希望は2%、民進は1%、社民と自由はゼロにとどまった。

 自由は先の総選挙で、小沢一郎と玉城デニーが党籍を残したまま無所属で立って当選し、参議院に山本太郎ら4人がいるので辛うじて政党要件を維持したものの、もはや組織の体をなしていない。社民も、沖縄2区と大分2区で議席を得たが、いずれもオール野党の統一候補となったからで、党として存続することが難しい。民進の1%というのも、旧民進分裂の抜け殻にすぎず、まともな政党とは認められていないことを示す。

 希望、維新の2%というのは、それぞれ単独ではもちろん、提携ないし合流してもなお、自民党に対する対抗軸となり得るという期待感が全く持てないということで、だとすれば何のために存在するのかを鮮やかに示さない限り、たちまちのうちに見捨てられていくという、アイデンティティー危機ラインすれすれに追い込まれている。共産の3%は本来の実力通りである。

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