中村逸郎氏が看破 プーチン大統領の外交戦略はアジア支配

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 2014年のクリミア併合で欧米から経済制裁を食らい、G8から追放されても、ロシアの国際社会への影響力は衰えない。シリア内戦への介入に続き、核・ミサイル開発に猛進する北朝鮮問題へも首を突っ込む。舵を取るプーチン大統領は3月18日実施の大統領選で再選され、通算4期目突入が確実視されている。四半世紀に迫る独裁政権の下、2018年のロシアはどう動くのか。日ロ関係はどうなるのか。テレビなどでおなじみのロシア政治専門家、筑波大教授の中村逸郎氏に聞いた。

■北朝鮮問題はロシアのロードマップ通り

  ――ロシアは北朝鮮問題の仲介に積極的ですが、北朝鮮は韓国に急接近。2年1カ月ぶりに南北対話が始まりました。プーチン大統領の戦略は失敗したのでしょうか。

 全く逆です。北朝鮮問題はプーチン大統領の思い描いた通りに進んでいます。出発点は昨年9月6日から極東のウラジオストクで開催された東方経済フォーラムでした。北朝鮮危機を煽って緊張を極限まで高め、最後は自分の手で刈り取ろうとしているのです。

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