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悪辣シナリオ画策…佐川氏の「証人喚問」与党が認めた理由

 佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が実現しそうだ。

 14日、自民党の二階幹事長が立憲民主党の福山幹事長と電話会談し、「国会審議を通じて佐川氏の招致の必要性があれば検討する」と伝えた。衆参両院の予算委に野党が出席して、改ざん問題に関する集中審議を行った上で、佐川氏の国会招致を全会一致で議決する方針を確認。16日にも国会が正常化する見通しだ。

 これまでかたくなに拒んでいた佐川氏の証人喚問を与党が突然、認めたのは、審議拒否を続けている野党を復帰させるためだ。来年度予算案はこのままでも自然成立するが、日切れの関連法案などを年度内に成立させる必要がある。衆院通過のリミットが20日前後だから、このタイミングで証人喚問というカードを切った。

 だが、佐川氏の喚問で真実が明らかになることは絶対にない。何を聞かれても、「捜査中のためお答えできない」「刑事訴追の恐れがあるので、証言を控えさせていただく」で押し通すことは目に見えている。 

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