孫崎享
著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

柳瀬元秘書官の「国会招致」で安倍政権はいよいよ黄信号

公開日:

 森友・加計疑惑に続き、防衛省の日報隠蔽が明らかになるなど、問題続出で安倍政権の支持が急落している。

 朝日新聞の世論調査では支持率は31%となり、第2次安倍内閣発足以来最低となった。不支持率は52%である。日本テレビの調査では、支持率は何と26.7%となった。

 14日に国会前で行われたデモでは、約3万人が「安倍退陣」を求めて集まった。国会前の道路は警備が「決壊」し、参加者が道路にあふれたという。「決壊」は2015年の安保法制反対デモ以来の現象である。こうした状況に対し、小泉元首相は「週刊朝日」のインタビューで、「安倍政権はこの先、どうなりますか」という質問にこう答えている。

「危なくなってきたね。安倍さんの引き際、今国会が終わる頃(6月20日)じゃないか。(9月の)総裁選で3選はないね。これだけ、森友・加計問題に深入りしちゃったんだから。来年の参議院選挙への影響が出る。国会が終わると、1年前から選挙運動の準備をするのでそろそろ公認を決めなきゃいけない。参院候補者が浮足立つ。安倍さんで選挙はまずいなと」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    五輪イメージ悪化…安倍政権が描く竹田会長追放のシナリオ

  2. 2

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  3. 3

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

  4. 4

    「いだてん」低迷は想定内 NHK大河にクドカン起用の狙い

  5. 5

    「カープに恩義ある」引き抜きを断り続ける目利きスカウト

  6. 6

    「外交の安倍」どころか疫病神 日露、日韓、日米の無残

  7. 7

    経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測

  8. 8

    裏交渉も暴露され…ロシア人も哀れむ安倍政権“土下座”外交

  9. 9

    小規模・家族経営を潰す安倍政権の時代錯誤な“新自由主義”

  10. 10

    仏当局捜査“飛び火”か 五輪裏金疑惑で日本政界が戦々恐々

もっと見る