絶妙タイミングで再訪中 金正恩の狙いと習近平会談の中身

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 神出鬼没の金正恩委員長に、国際社会が驚愕している。突然、中国の大連を訪問し、習近平主席と会談していたことが分かった。しかも、7日、8日の2日間、じっくりと話し込んでいる。正恩は3月に訪中したばかり。短期間に首脳会談を重ねるのは異例だ。いったい、なにをしに行ったのか。トランプ大統領がピリピリしていることは間違いない。

 3月の電撃訪中に続き、習近平と会談した金正恩。狙いはハッキリしている。6月上旬に予定されている「米朝会談」の前に「後ろ盾」である中国の存在をトランプに見せつけようとしたのは明らかだ。

 訪中は絶妙のタイミングだった。

「いまアメリカと北朝鮮は、米朝会談にむけて最後のせめぎ合いをしています。アメリカのポンペオ国務長官は『非核化だけでなくミサイルも放棄しろ』とハードルを上げ、北朝鮮も『相手を意図的に刺激する行為は危険な試みだ』とアメリカを非難している。正恩委員長の訪中は、駆け引きの真っ最中に行われた。トランプ大統領が苦々しく思っているのは確かでしょう。中・朝が一体化したら、たとえ米朝会談が決裂しても、さすがにアメリカも北朝鮮を攻撃できない。北朝鮮のために軍事大国の中国と戦争するわけにはいきませんからね」(国際問題ジャーナリスト・太刀川正樹氏)

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