麻原ら7人執行にEUが反発 日本人が死刑をやめられない理由

公開日:

 1日に7人も執行――。麻原彰晃(本名・松本智津夫)らオウム死刑囚の死刑が波紋を広げている。「彼らがなぜサリン事件を起こしたのか、真相が分からないまま死なせてしまった」と執行の正当性を疑問視する声がチラホラ。ある精神科医はテレビの取材に「無駄な死」と批判的なコメントを寄せていた。

 著書に「なぜ『死刑』は隠されるのか?」などがある作家の原裕司氏はこう言う。

「平成時代の事件は平成時代で片付けるということ。来年の天皇退位で死刑囚本人と信者が恩赦を期待しないよう早めに執行したのでしょう。同時に国家を転覆させようとした集団に対して、国家権力は甘くないよと意思表示したのだと思います。一挙に7人という数の多さに権力の意志の強さが表れています」

 執行があった6日、欧州連合(EU)は日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。EUは死刑廃止を前提に加盟を認めている。一方、先進国で死刑制度を守っているのは日本と米国の一部の州くらいだ。日本人はなぜ、死刑制度を放棄できないのか。心理学博士の鈴木丈織氏に聞いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称

  2. 2

    安藤サクラに朝ドラ奪われ…満島ひかり“超ワガママ”の裏側

  3. 3

    ロッテに対抗し青天井 巨人がFA丸に5年35億~40億円の狂気

  4. 4

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  5. 5

    FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

  6. 6

    倉科カナが三くだり半…竹野内豊“結婚しない男”の罪深さ

  7. 7

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  8. 8

    陰惨な事態…高校生の「言論の自由」が脅かされている衝撃

  9. 9

    6億円&原監督のメッセージ…巨人「FA炭谷取り」真の狙い

  10. 10

    日産ゴーン逮捕の裏側と今後 衝撃はこれからが本番だ<上>

もっと見る