下村元文科相は不起訴…小物ばかり挙げる特捜部の体たらく

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 下村博文元文科相の後援会が加計学園の秘書室長から200万円分のパーティー券代を受け取っていた問題で、東京地検特捜部は15日、政治資金規正法違反容疑で告発された下村氏を不起訴処分とした。いまだくすぶる疑惑は闇に葬り去られた格好だ。

 下村氏は都議会議員選挙直前の昨年6月、加計側から受け取った200万円を収支報告書に記載しなかったことについて、「11の個人や企業が、いずれも(収支報告書に記載義務のない)20万円以下でパーティー券を購入したものを加計側が取りまとめた」と怪しい説明をしていた。そのうえ当時、「(同年7月の)都議選が終わったら丁寧に説明する」と言っていたのに、その後、一切の説明はなし。不起訴処分になったことを受け、フェイスブックで「身の潔白が証明できた」などとのたまっているのだからフザケている。

 それにしても情けないのは特捜部だ。昨年9月、「検察のエース」といわれる森本宏氏が特捜部長についてから、特捜部はスパコン開発会社「ペジーコンピューティング」の補助金不正受給事件に、リニア中央新幹線の工事を巡る大手ゼネコンの入札談合事件などと、デカい案件を手掛けてきた。現在は文科省幹部の汚職事件を捜査中だ。

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