著者のコラム一覧
高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

覇権争い拡大の危うい世界情勢 見えない日本の生き抜き方

公開日: 更新日:
リヤドで会談するサルマン国王(右)とポンペオ米国務長官(C)ロイター=共同

 世界情勢は非常に怪しい雲行きである。戦後の東西冷戦による長い対立の時代が1989年、ブッシュ米大統領とソ連のゴルバチョフ書記長とのマルタ会談で、ようやく終焉。間もなくソ連が崩壊し、90年代以降はグローバル時代が訪れた。いわば国境なき時代に、日本のビジネスも世界中に展開し、世界で… 

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