出井康博
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出井康博

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

大新聞が音頭取り 就職条件緩和は受け入れ拡大の「裏口」

公開日:

 外国人労働者の新在留資格「特定技能」の創設が先週、国会で決まった。特定技能ビザには最長5年の就労制限がある「1号」と、制限なしの「2号」がある。14業種が対象の1号の付与は来年度から始まる。一方、実質「移民」相当の2号の付与には批判が多く、開始時期などは不透明だ。

 その陰で政府は別の手段による移民受け入れを進めようとしている。法務省が来年度からの実施を目指す「留学生の就職条件緩和」がそれだ。

 現在、留学生が日本で就職する場合は、大学や専門学校で学んだ専攻に近い分野の職場でしか働けない。しかし緩和策によって、日本の大学を卒業した留学生は「年収300万円以上」を条件に職種制限を撤廃。専門学校の卒業生も「クールジャパン」関連であれば専攻に関係なく就職が可能となる。

 いったん就職すれば、就労ビザの更新は簡単だ。つまり、留学生は就職で「移民」の資格を得る。全国紙は9月6日付朝刊で、このニュースを一斉に報じた。

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