哀れ慎太郎氏…自衛隊の医療体制充実を主張も与野党スルー

公開日:

 18日、石原慎太郎元東京都知事(86)が外国特派員協会で、「医療不在の自衛隊」をテーマに会見した。

 石原氏が取り上げたのは、今年10月にフィリピンでの米比共同訓練に参加していた陸上自衛隊員2人が現地で交通事故に遭い、1人が死亡した一件。訓練には日本から医官が派遣されておらず、石原氏は「自衛隊への配慮が足りない」とご立腹の様子。「自民党の議員が(事故に対して)何も反応しないことに怒りを感じている」とボルテージ全開だった。

 批判の矛先は、政府与党だけでなく野党へも。「立憲民主党の枝野くんに(事故について)会って話をしたいと言ったら、『仲間に迷惑がかかる』ということで、おざなりになった」

 石原氏の主張は、自衛隊の医療体制の充実というまっとうなものではあるが、要するに、誰にも相手にされず、なじみの特派員協会で会見を開くしかなかったというワケだ。

 石原氏といえば、昨年3月、豊洲市場への移転問題を巡り都議会の百条委員会に呼ばれた際、責任逃れに終始したことを思い出す。忘れられた頃に出てきて自分の言いたいことだけ言っているようでは、総スカンを食らうのも無理はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    五輪イメージ悪化…安倍政権が描く竹田会長追放のシナリオ

  3. 3

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  4. 4

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  5. 5

    稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗

  6. 6

    「カープに恩義ある」引き抜きを断り続ける目利きスカウト

  7. 7

    統計調査不正を逆利用 安倍首相がもくろむ政権浮揚プラン

  8. 8

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  9. 9

    稀勢の里引退決断 歴代最低“36勝36敗97休”の不名誉記録

  10. 10

    「いだてん」低迷は想定内 NHK大河にクドカン起用の狙い

もっと見る