立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

大阪都構想より副首都構想から議論を進めるべきではないか

公開日: 更新日:

 大阪都構想を最大の争点として争われた大阪府知事、市長のダブル選挙は、ともに都構想の推進を訴えた松井一郎前大阪府知事と吉村洋文前大阪市長の勝利で終わった。松井氏が市長となり、吉村氏が府知事になる。

 この選挙結果を受けて、NHKなどメディアは「都構想の実現に弾みがついた」と報じている。再度、住民投票で民意を問うことになるのだろう。しかし、それは大阪を分断するものになるだろう。また、都構想の議論は実際には深まっていない。メディアの無責任な報道も含めて懸念される点は多い。

 都構想とは、大阪市を4つの特別区に分割して政令指定都市としての権限を大阪府に移譲するというものだ。モデルは言うまでもなく東京都だ。松井氏は候補者討論会で、「東京は1943年に東京都にかわりました。それから80年弱が経過して、まさに一極といわれる日本を牽引する、成長する大都市になった」と語っている。

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