年金の次は医療…厚労省主導「診察料定額制」の落とし穴

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 公的年金の次は、医療をボロボロにするつもりのようだ――。厚労省は、患者が自らの「かかりつけ医」を登録し、診察料が月単位の「定額制」になる制度の検討を始めた。

 一定の診察料を払えば、医者に「かかり放題」。支出を気にせず診察を受けられ、医者をよく利用する患者にはおいしい制度に思える。だが、本当の狙いは医療費の伸びを抑えること。飛びついてはいけない。

「定額制で頻繁に来る患者の診察を繰り返しても、その分、診療報酬が増えるわけではなくなるのです。病院はできるだけ定額制の患者が来ないように誘導し、来院しても手間や費用をかけない診療になってしまうでしょう。その結果、定額制の患者に対して、医学的に本当に必要な診療がおろそかになる可能性が高い。別に医者が悪いというわけではなく、定額制になれば、医者がそのように考えるのは経済合理性からは当然です」(医療関係記者)

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