孫崎享
著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

黄昏迎えた安倍首相 いよいよ名誉ある引退を考える時がきた

公開日: 更新日:

 参議院選挙が終わった。各紙の報道は次の2点につきる。「自公勝利改選過半数」「改憲勢力3分の2は届かず」である。

 今回の選挙をめぐり、メディアは事前に開票結果の予測をしていた。「自公3分の2をうかがう」というのがおおかたの選挙予想であった。

 ただ、今となって振り返ってみると、見事に選挙予想をしていた新聞がある。産経新聞だ。7月8日付の産経ニュースは「1人区では岩手と秋田、新潟、長野、愛媛、沖縄の6選挙区で野党統一候補に先行され、山形、宮城、滋賀、大分の4選挙区でもややリード」と報じた。見事な予測である。

 おそらく大手各メディアも同様の情報を持っていたのではないか。それにもかかわらず「自公 3分の2をうかがう」と適当にお茶を濁す報道をしていたのではないか。仮にそうであれば、日本のメディアの堕落を示すかのようだ。

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