適菜収
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適菜収作家

1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

人材育成機能喪失で出来損ないのボンボンばかりがトップに

公開日: 更新日:

 浪人中は加計学園が運営する千葉科学大学の客員教授に収まり、文部科学相も務める萩生田光一がテレビ番組に出演。大学入学共通テストに導入される予定の英語民間試験についてキャスターから制度が不公平との声があると指摘されると、「そこは、自分の身の丈に合わせて」と発言。萩生田は加計学園事件のキーパーソンで、「幸福の科学」による大学設立に奔走した「教育行政のエキスパート」ということもあり、余計に注目が集まったようだ。

 まずは事実関係を整理する。

① 受験には定められた期間内に受けた英語民間試験の2回分が採用される。家庭が裕福なら期間前から何度も練習として試験を受けることができる。また、民間試験は都市部でしか行われないものもある。居住地によっては、試験を受けるために交通費や宿泊費がかかる。

② 民間試験は英検やTOEFLなど7種類に上るが、それぞれ問題の傾向も難易度も違う。成績を一律評価できるかは疑わしい。全国高等学校長協会は、制度を見直すよう求める要望書を文部科学省に提出。制度を利用しないと表明した大学・短大は約4割に上る。

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