国民を数でしか捉えないソロバン政治の自民は下野すべきだ
台風19号の豪雨により、宮城や長野、福島など7県の111カ所で河川が決壊。また、土石流や地滑りなどの土砂災害は19都県で200件を超えた。死者79人、行方不明者10人(17日現在)を出したこの大災害に対し、自民党幹事長の二階俊博は「まずまずに収まったという感じだ」と発言。詳しい状況がわからず、被害が拡大している中での暴言に国民や野党から批判が相次いだ。
その後、二階は「日本がひっくり返るような災害に比べれば、そういうことだ」と釈明。聞いているほうがひっくり返る。
騒ぎが大きくなると、「被災地の皆さまに誤解を与えたとすれば表現が不適切だった」と被災者が誤解したことにし、記者から「訂正、撤回するか」と聞かれると、ふてくされ、語気を強めて「不適切であると言っているわけですから、それはその表現を重ねて発言しようと言っていることではないでしょ。それでいいんじゃないですか」と開き直った。