「桜」名簿問題の責任転嫁に暗躍 菅長官の“懐刀”の名前

公開日: 更新日:

 閣僚の「政治とカネ」、カジノ汚職、「桜を見る会」問題と安倍政権の疑惑が続出する中、通常国会が20日開会した。中でも安倍首相自身に疑惑が直結する「桜」問題は突っ込みどころ満載。菅官房長官は文書のズサンな管理方法の違法性を認めながら、「問題は民主党政権から続いていた」と責任転嫁していたが、このトンデモ言い訳を裏で編み出したのは、菅氏の“懐刀”の官邸官僚とみられている。

 菅氏は「桜」の招待者名簿を巡って、公文書管理法で義務付けられている「管理簿」への記載がなかったことについて「違法状態」と認めつつ、民主党政権の2011年から違法な取り扱いが「漫然と引き継がれていた」と発言。しかし、民主党政権時の11、12年は、東日本大震災と、北朝鮮のミサイル発射予告を受けたことから「桜の会」は中止されている。

 旧民主党所属の議員が、「中止された際の名簿はいわゆる『招待予定者名簿』。安倍政権が管理簿への記載を怠った『招待者名簿』とは別物」と憤るのも当然だ。民主党政権時に一度だけ開催された2010年分の招待者名簿は管理簿にしっかり記載されている。さらに、当時の名簿が廃棄されたのは5年後の15年2月のこと。「遅滞なく廃棄」した安倍政権とは、名簿の扱いは雲泥の差。菅氏の責任転嫁は見当違いの“言い訳”なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋沢栄一の不思議 なぜ“名を冠した企業”が1社しかないのか

  2. 2

    秋篠宮家の眞子さまは一時金1億5000万円では生活できない

  3. 3

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  4. 4

    眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

  5. 5

    黒島結菜が22年NHK朝ドラ主演 ラブコメに起用されない理由

  6. 6

    大河「青天を衝け」の死角 渋沢栄一の“カネと女”どう描く

  7. 7

    「天国と地獄」高視聴率の裏に高橋一生“しなやかマッチョ”

  8. 8

    米国進出の渡辺直美は大成功する公算大 竹内結子の後輩に

  9. 9

    3.25聖火リレーに大逆風…スタートの福島は感染状況が深刻

  10. 10

    北川景子もハマっている「盛り塩」なぜ広まった?注意点も

もっと見る