伊藤博敏
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伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

筆者も招待…「桜」疑惑背任罪での告発は本質をついている

公開日: 更新日:

桜を見る会」が、犯罪の巣窟となっている。既に昨年11月の段階で、市民団体が公職選挙法と政治資金規正法に違反しているとして安倍晋三首相を告発。今月14日には上脇博之・神戸学院大学教授らが、国の予算を私物化し、自己や後援会の利益のために使ったとして背任容疑で告発した。

 また、検察OB弁護士らが、「桜を見る会」の前夜祭でホテルニューオータニが格安サービスをしていることを問題視、「見返りを期待していれば贈収賄罪を疑うことができる」と指摘。さらに「桜を見る会」の名簿が、ルールに基づいて保存・廃棄の手続きがなされなかったとして、公文書管理法違反であることが明らかとなった。まさに「疑惑の総合商社」のような催しだった。

 直球勝負で本質をついているのが背任罪での告発だろう。安倍内閣は会の趣旨を「各界において功績、功労のあった方々を招き、慰労して懇談する場」と、述べているが、告発状では、「実態は公的行事への招待を自己の後援会行事と一体化して実施」と指摘。その結果、2013年4月の1万2000人が19年4月には1万8200人と急増し、予算も5500万円と倍増したという。

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