姫田小夏
著者のコラム一覧
姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

コロナ禍の今「ノアの箱舟に乗るなら中国のパスポート」

公開日: 更新日:

 昨年末、TikTokで「今、中国人にとって最高の贅沢品は何か」という問いかけが拡散された。中国人男性が動画を通してこう訴えた。

「コロナ禍の今、真の贅沢品とはブランド品なんかじゃなく“中国行きの航空券”だ!」

 これは決して誇張ではない。コロナ禍において、世界に散らばる中国人は帰国便の手配に苦慮した。特に英国やイタリアに留学する子女は競って帰国のための航空券を求めたものの、つり上がる料金はもはや手が出せないものになった。わが子の無事を案じる保護者の嘆願でチャーター機を飛ばす一幕もあった。日本に在留する中国人も同じで、「帰りたいけど帰れない」という声を何度も耳にした。コロナ以前は、成田―上海は数万円の格安航空券で往復できたが、今では20万円以上とほぼ正規運賃に近い。

 中国政府のコロナ封じ込めを目の当たりにし、多くの中国人が祖国を最も安全な場所だと認識していることは間違いない。動画の中国人男性はさらにこう続けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    マリエ枕営業騒動 大物女優が明かした“情を通じた配役”の実態

  2. 2

    出川哲朗とばっちり マリエの告発を“キャラ”で乗り切れる?

  3. 3

    眞子さまが結婚に一途なのはチャンスは二度とないと知っているから

  4. 4

    近藤春菜がレギュラー“ゼロ” 仕事激減に「2つの大誤算」が

  5. 5

    解決金でも払拭されない?世論が懸念する小室家の嫁姑問題

  6. 6

    加藤浩次に同情薄 自滅のラヴィットより“身内”にビクビク

  7. 7

    石原さとみ“引退説”一蹴 綾瀬はるか意識しベッドシーン?

  8. 8

    オリラジ中田も株で億万長者だが…金融庁投資推奨の危うさ

  9. 9

    眞子さまとの結婚問題で小室圭さんは? 謝らない人の心理

  10. 10

    大谷モテモテでメディア大騒ぎ 米国人気質が人気に追い風

もっと見る