著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ドイツ軍はベルギーを通過する時に市民6000人超を虐殺した

公開日: 更新日:
第1次世界対戦でベルギーの路上に残された馬の死体(World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ)

 第1次世界大戦は1914年に始まったのだが、その最初の半年ほどがもっとも多くの戦死者を出した時期だった。ドイツ側にはフランスを破るための「シュリーフェン・プラン」という戦争計画があった。ベルギーとフランス北部を経由する軍事行動により、フランスの東部と北部のドイツ国境地帯のフラン… 

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