著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ドイツ軍は豊富な砲弾と手榴弾で塹壕のフランス軍を攻撃

公開日: 更新日:
ベルダンの戦いで補強されたトラック。負傷者は救急車に向かって歩いている(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 西部戦線で、ドイツ軍はある時期から常に不利な戦いを強いられた。ドイツの陣営のオーストリアやオスマン帝国の戦力は次第に弱体化していき、フランス、イギリス、そしてロシアと戦う主体がドイツの軍事力であることも明白になっていった。

 一方、東部戦線でのロシア軍との戦いではドイツ軍… 

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