保阪正康
著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

吉野作造は大正デモクラシーの代表的論者だった

公開日: 更新日:
吉野作造は政治学者として大正デモクラシーを指導した(C)国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ

 パリ講和会議のあと、日本社会は、総合的には大正デモクラシーと評される民主主義の波をかぶることになった。これまで語ってきたように近衛文麿の英米本位の世界秩序への異議申し立てもそういう流れに組み込まれるし、中江丑吉のように北京に居を構え、日本の帝国主義と距離を置くように生きる姿も一…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

【連載】保阪正康 日本史縦横無尽

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    元アイドル渋谷哲平さんが明かすコロナ後のギャラ事情と大病「赤いヘルプマークを付け…」

    元アイドル渋谷哲平さんが明かすコロナ後のギャラ事情と大病「赤いヘルプマークを付け…」

  3. 3
    堀江しのぶがスキルス性胃がんと判明 余命2か月の宣告に…

    堀江しのぶがスキルス性胃がんと判明 余命2か月の宣告に…

  4. 4
    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

    木村拓哉ドラマはなぜ、いつもウソっぽい? テレ朝「Believe」も“ありえねえ~”ばっかり

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    寿美花代の“卒親宣言”は終活の手本に…高島ファミリーの大邸宅から施設入居の報道

    寿美花代の“卒親宣言”は終活の手本に…高島ファミリーの大邸宅から施設入居の報道

  2. 7
    政権に忖度するテレビ朝日に「株主提案」で問題提起 勝算はあるのか…田中優子さんに聞いた

    政権に忖度するテレビ朝日に「株主提案」で問題提起 勝算はあるのか…田中優子さんに聞いた

  3. 8
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  4. 9
    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

    松本人志に文春と和解の噂も、振り上げた拳は下ろせるか? 告発女性の素性がSNSで暴露され…

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽