著者のコラム一覧

保阪正康作家

１９３９年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。２００４年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史　縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く歴史が暗転するとき』（講談社）として好評発売中。

保阪正康日本史縦横無尽

司令部の軍人たちは原爆を「太陽の光を利用する爆弾」と見ていた

公開日：2021/07/15 17:00　更新日：2021/07/15 17:00

原爆投下後の広島市の子供たち（Ｃ）World History Archive／ニューズコム／共同通信イメージズ

　広島に原爆を投下され、鈴木貫太郎内閣は天皇の意思を受けて一気に終戦工作に向かった。日本の軍部はこの投下に対してどのような対応をしたか、そのことを整理しておく必要がある。なぜなら日本を含め世界の知識人がどのような反応を示したかを見る時に、日本の軍部とその意向を受けた政府の公式のコ…

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【連載】保阪正康日本史縦横無尽

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