江東区長選はカオスな展開…“小池印”元都庁職員が一歩リードで都知事絶頂、維新候補は最下位

公開日: 更新日:

 前区長が公選法違反事件で辞職したことに伴い実施されている東京・江東区長選(10日投開票)が、カオスな展開になっている。

 候補者は新人5人。小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」と自公、国民民主が推薦する元都庁職員。立憲や共産など国政野党が支持する元区議。日本維新の会推薦の小児科医。地域政党「自由を守る会」推薦の元区議。無所属の元国税庁職員による争いだ。

 JX通信社が2、3日に、区内の有権者を対象に実施した情勢調査では“小池印”の元都庁職員が一歩リード。国政野党が支持する元区議が激しく追い上げているという。3位以下は、元国税庁職員、自由を守る会推薦の元区議、維新推薦の小児科医の順番となっている。

 この情勢調査に“女帝”は調子づいている。都ファ関係者はこう言う。

「今年は春の豊島区長選、11月の青梅市長選と首長選で連勝し、勢いに乗っている。今回も“勝ち戦”になりつつあるので、知事はやる気満々で応援に入っています」

 小池知事は5日に開会した都議会の所信表明で、私立を含む都内全ての高校授業料を来年度から実質無償化するとブチ上げた。これも“選挙対策”だそうだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”