茂木幹事長「自民党総裁は3年」発言の超テキトー 政調会長時代は「2期6年」→「3期9年」推し

公開日: 更新日:

「9月20日から29日までのいずれかに設定されることになる」

 岸田文雄首相(66)の自民党総裁任期が9月末に迫る中、茂木敏充幹事長(68)が16日の会見で総裁選の投開票日について言及した。

 詳細については今後、党の総裁選挙管理委員会が総務会の承認を経て決定するものの、残り2カ月。いよいよ総裁選に向けた党内議論が活発化すると思われるが、この日の会見で注目されたのは、12日に公開されたネット番組で、総裁の在職期間を巡り、「3年ぐらいがちょうどいい」などと持論を展開した茂木氏の発言の真意についてだった。

 岸田首相がちょうど3年の任期を終えることから、メディアでは「茂木幹事長が岸田首相をけん制か」と話題となったのだが、茂木氏は会見で、「1つの仕事を具体化、達成することを考えると時代の流れは速くなっているので、3年で1つの仕事をやり遂げる時代になっているという話をした」と釈明。さらに「岸田さん云々ということよりも、誰が何をしても1つの仕事をやるなら3年(略)1人の総裁が3年以上やってはいけないという話は全くしていない」とも言っていたが、民放番組に出演した際に「首相になってやりたい仕事があるのは間違いない」と自身の総裁選出馬に意欲マンマンだっただけに、「なるほど。そうですか」と受け取る党員は多くないだろう。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然