茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

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 大井川は自分勝手な改革を急かせ、職員を恫喝しているという告発文書が県議らに届いたのは2019年ごろだったという。その中で、大井川は自分の意に沿わない職員に対して、「バカ」「死ね」「(女性部長に対して)このアマが」と暴言を吐くことがあったと記されていた。

 さらに深刻なことがあった。昨年10月、大井川の最側近・飯塚博之副知事の秘書をしていた人間が「飯塚からのパワハラ」をほのめかした遺書を残して自殺したというのだ。遺族の要請を受け、県は“極秘”に第三者委員会を設置して調査したが、今年2月、「パワハラや過重労働はなかった」と発表。飯塚と秘書課長を最も軽い処分で済ませ、内容は非公開にしてしまったのである。当然、遺族は納得していない。知事は人事任命権を含めた全権を掌握している。石破茂首相よりはるかに強力な地元の独裁者なのだ。その知事が自分に都合の悪い処分を下すはずはない。

 では、自殺者13人というのはどうか? 県は文春の取材に対して、大井川県政の指揮監督下にある「知事部局」で、「退職者のうち自死と考えられる職員は13人」と明確に答えているのである。

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