森友文書の一部開示に代理人弁護士「初期に開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」

公開日: 更新日:

「やっとこの日が来たなあ、という感じです」

 夫が亡くなって7年、裁判から5年。ようやく財務省の開示文書を手にした赤木雅子さん(54)は、日刊ゲンダイの記者の問いかけにこう言って安堵の表情を見せた。

 森友学園への国有地売却に関する公文書改ざん問題で、財務省は4日、改ざんを指示されて自殺した同省近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんに関連文書の一部を開示した。

 財務省で受け取った分厚い文書を、雅子さんは俊夫さんが生前愛用していたカバンに収め、その後、都内の会議室で代理人弁護士らとともに文書に目を通した。

 今回開示されたのは、2013年6月~16年6月の土地取引の経緯に関する約2200枚。関連文書は全17万枚超あるとされ、改ざんを指示された俊夫さんが生前にまとめた文書は、今回はまだ開示されていない。

 核心の文書は6月上旬をめどに開示される見通しで、「夫がなぜ死ななきゃいけなかったのか、改ざんしなければいけなかったのか分かれば、私が裁判で明らかにしたかったことが分かると思うので、資料が出てくるのを楽しみにしている」と雅子さん。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    WBCネトフリ独占批判に「一部の日本人」は歓喜のワケ 地方の苦しみに鈍感な大都市生活者

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  4. 4

    伊原春樹監督との“壮絶確執”の前日譚 監督就任を知って絶望、引退が頭を過ぎった

  5. 5

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  1. 6

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も

  2. 7

    映画「国宝」のヒットから間髪入れず…体重13キロ減で挑んだ「ばけばけ」吉沢亮の役者魂

  3. 8

    文春にW不倫をスッパ抜かれた松本洋平文科相はなぜ更迭されないのか

  4. 9

    SEXスキャンダルで追い詰められると戦争で目くらまし…それは歴代米大統領の常套手段だ

  5. 10

    参政党はオンラインセミナーでもハチャメチャ…参加者の強烈質問に神谷代表が一問一答、反自民もアピール