戦後80年、ますます不穏に…長嶋茂雄への哀愁と時代の閉塞

ミスターが鬼籍に入り、大メディアはこぞって、追悼特集を組んでいるが、改めて、戦後80年を冷静に振り返ってみる必要がある。経済、政治、安保の閉塞と危うさがより一層、長嶋への郷愁となる昭和世代の嘆息。
「日本球史に燦然と輝く長嶋さんが闘病生活の末、旅立たれてしまったことを本当に残念に思う。一緒に野球ができたことを本当に感謝している」(プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長)
「心よりご冥福をお祈りいたします」(米大リーグ、ドジャースの大谷翔平)
突然の訃報を悼む声が国内外で上がっている。
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