石破続投をアシスト? 今度は“死んだふり解散”を持ち出した小泉進次郎の狙い

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「私が気にしているのは(石破)首相が86年の“死んだふり解散”で初当選したことです。郵政解散よりもそちらを意識しているのではないか」

 小泉進次郎農相は最近、総裁選前倒しの賛否を問われた際にこんな“独自”の政局観を披露したそうだ。週明け8日に賛否の意思表明が締め切られる総裁選の前倒しが決まれば、石破首相が解散総選挙に打って出るとの見立てである。小泉農相が郵政解散に言及したのは先月24日、実父・純一郎元首相が石破首相と会食した際に話題となり、これを機に解散風が永田町に吹き始めたのは周知のとおりだ。しかし、同じ解散の可能性を指摘するにしても息子の見立ては一味違った。

“死んだふり解散”とは、1986年6月、支持率好調ながら任期切れ間近で党内求心力の低下著しい中曽根康弘首相が、与野党、マスコミ世論に「念頭にない」と信じ込ませてだまし討ちした衆参同日選をいう。結果、自民党は大勝し、中曽根首相は求心力を回復して任期1年の延長を勝ち取っている。

 それにしても造反組のクビを切った小泉郵政解散ではなく、なにゆえに中曽根の“死んだふり解散”なのか。

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