著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(32)日本の科学者のプライドをかけたウラン爆弾研究

公開日: 更新日:
アインシュタインとオッペンハイマー(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 ウラン爆弾を開発製造しようとした当時の考え方とその製造開発のプロセスを、科学者や技術将校に確かめると以下のようになる。もちろんこの方法は、今では全く異なった形でより精緻になっているとされ、わずかの技術力で簡略化されているようでもある。

 ここでは、あくまでも1940年代前… 

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