N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠
数年前から〈自己破産するしかない〉と口に
立花容疑者は逮捕前日、X(旧ツイッター)に〈今夜は、大阪に居ます!〉とバイト先のバーへの来店を呼びかけていた。
N党に詳しい選挙ウォッチャーちだい氏はこう言う。
「何をやっても捕まらないと自慢してきた立花氏は、逮捕を全く予期していなかったようです。余裕をかましていた。支持者らは〈逮捕はゴールじゃない〉と無罪の可能性を信じていますが、立花氏の嫌疑はこれにとどまらない。百条委の委員長を務めた奥谷謙一県議からも名誉毀損などで告訴され、書類送検された。『私人逮捕』と称して首をつかまれた被害者からは逮捕致傷罪で告訴され、受理されている。兵庫だけでこれだけの問題を起こしてきたのですから、逮捕を契機に関連捜査も進展することを期待しています」
立花容疑者はカネにまつわるトラブルも抱えている。「みんなでつくる党」(みんつく=大津綾香党首)は5月、業務上横領の疑いで立花容疑者を警視庁に刑事告訴。受理された。みんつくの前身はN党で、23年8月まで代表だった立花容疑者はユーチューブを通じて「年利5%」「返済期限なし」「1口100万円」での借り入れを不特定多数の視聴者に呼びかけ、約8億円を集金。そのうち約3.5億円を無利子・無担保で自己貸し付けし、回収不能となっているという。
「みんつくの破産が先月末に確定し、破産管財人からも約3.5億円の返済を強く迫られつつあり、資金繰りは相当窮していた。伊東市長選の立候補にあたっては100万円の供託金が必要で、当初は選挙事務所を構えるような話をしていましたが、尻すぼみになっていった。2年ほど前から〈自己破産するしかない〉と口にしていました」(ちだい氏)
立花容疑者は億単位の借金のほか、税金滞納も公言。デタラメの代償はキッチリ払わせなければダメだ。
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立花容疑者の暴走ぶりは、【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。


















