兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

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 斎藤知事は「代理人弁護士に一任」と逃げ回り、弁護士は「71.5万円は公選法で認められたポスターなどのデザイン制作費」とし、折田氏の投稿は「事実ではない」と主張。SNS運営は無償で行われたと言い張った。

 斎藤知事と折田氏は嫌疑不十分で不起訴となったが、「これにて一件落着」にはまだ早い。2人を刑事告発した郷原信郎弁護士と、神戸学院大の上脇博之教授は近く検察審査会に審査を申し立てると明言している。最近も裏金事件で萩生田幹事長代行の政策秘書への不起訴処分(起訴猶予)が検察審で一転し「起訴相当」との議決が出たばかりだ。上脇氏が言う。

「検察も折田氏が選挙運動者だと認め、SNS運営のみ無報酬とする斎藤氏側の主張は不自然。今年9月にはデザイン制作費などの利益を前提に、折田氏に無報酬で選挙運動させた行為が、公選法が禁じる『利害誘導罪』にあたるとして追加告発しました。仮に公選法違反の買収が立証できなくても、こちらには該当するはず。検察審には公正な判断を期待します」

 まだまだ斎藤氏らはヌカ喜びとなりかねない。

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