岡山県警警視「女性記者不同意わいせつ」事件は「夢か現実か」が争点に?
岡山県警の男性警視が女性記者に対する不同意わいせつの罪に問われた事件の裁判が15日から岡山地裁で始まった。その警視、和田弘男被告(58・起訴休職中)は「わいせつ行為は一切していません」と冤罪を主張。審理は予断を許さない。
「汚れてしまい、大切に育ててくれた親に向ける顔がないと思いました……」
17日にあった第2回公判。検察官の主尋問に対し、女性記者Aさんは泣きながら「被害」を語った。Aさんは法廷外からビデオリンク方式で尋問を受けたが、記憶通りに証言していると思えた。
事件は昨年5月13日に起きた。警察担当記者のAさんは夜8時ごろ、「夜回り」で岡山市内の和田被告宅を訪問。前月に倉敷市の民家に手りゅう弾が投げ込まれた事件について、捜査幹部の和田被告から「独自ネタ」を得ることが目的だった。そして妻子と別居中の和田被告とリビングで日本酒を飲みながら話す中、意識を失ったという。
「目が覚めると、私はリビングの横の仏間で、あおむけで横たわっていて、
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