本丸は「積極財政」より「憲法改正」 美辞麗句が散らばった高市施政方針演説の裏を読む

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危険な正体を醸し出す“ほほ笑みの独裁者”

与党席は拍手喝采、野党席は意気消沈(C)日刊ゲンダイ

 成長のスイッチを押して押して、と強調していたが、積極財政によるインフレ政策で庶民生活はどうなるのか。後半に押し込められたタカ派政策こそ、高市政治の本質ではないのか。皇室典範に急いで踏み込む野望の政治家が高市早苗。

  ◇  ◇  ◇

「とにかく成長のスイッチを押して! 押して! 押して! 押して! 押しまくってまいります!!」──。高市首相が作り笑いを一転させ、“どや顔”で力説を畳みかけると、自民党が戦後最多316議席を占める衆院本会議場は割れんばかりの拍手に包まれた。

 高市は20日の施政方針演説で砕けた表現を多用し、「旋風」の一因となった「飾らない姿勢」を改めてアピール。「国民から力強く背中を押していただけた」と、歴史的大勝で得た強固な政権基盤を背景に、自信たっぷりで「国論二分」の政策実現に突き進む姿勢を全開にした。
 

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