狂乱のトランプ大統領 終わらない米政権の閣僚解任ラッシュで早くも挙がる“次のクビ”候補

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 狂った王が粛清を始めたのか──。米トランプ政権(第2次)で2人目の閣僚が更迭だ。3月のノーム前国土安全保障長官に続き、トランプ大統領は2日、ボンディ司法長官の解任をSNSで発表した。

 ボンディは、エプスタイン事件を巡る捜査資料の公開を主導してきたが、黒塗りや非公開にして政権批判を招き、その手腕にトランプがいら立ちを募らせていたとされる。ノームの解任は、強硬な移民取り締まりの責任者として国民の不人気を極めたことが背景にある。米国民2人がICE(移民・関税執行局)職員に射殺される事件も起きた。

 もっとも、両閣僚はいずれもトランプの庇護の下、トランプ政権の方針を忠実に実行していた人物だ。エプスタイン事件からトランプを守ろうとし、トランプが推し進める移民政策を断行したのに、結局、排除されてしまった。

「第2次政権の閣僚は、トランプ氏への忠誠心の高い人ばかりを集めたので、ヨイショがうまい一方、能力的には劣るんです。で、そろそろ化けの皮が剥がれてきた。閣僚たちがトランプ氏にとってプラスと思ってやることが、あまりの太鼓持ちで世間に滑稽に映り、一線を越えるとトランプ氏からの評価も下がる。忠臣でも、目立つミスが一定程度重なると、一人ずつ追放されるわけです。悲劇なのか、喜劇なのか」(上智大教授・前嶋和弘氏=現代米国政治)

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