著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

「暴重匿軽」から抜け出せない警察のトンチンカン

公開日: 更新日:
東京・上野で4億円強盗、現金入りのスーツケースが奪われた現場付近を調べる警視庁の捜査員=1月30日、東京都台東区(C)共同通信社

 4月2日、警視庁は上野の路上で現金4億円以上が入ったスーツケースが奪われた事件にからみ、指定暴力団の住吉会、極東会の本部事務所、山口組系弘道会傘下組織の事務所を一斉に家宅捜索したという。

 事件で逮捕された暴力団組員らが所属する団体の上部組織だからという理由だ。

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