JAL機が42分遅延…50代チーフCAが前夜深酒した理由と航空業界がゆえの「権威勾配」

公開日: 更新日:

 到着後も「チーフ、早くしてください」と再三検査の実施を求められたが応じず、結局、空港オフィスの検査で0.11ミリグラムのアルコールが検知された。2人は社内規定で定められている勤務開始12時間前にあたる制限時間を過ぎるまで飲酒していた。

 チーフは「久しぶりに乗務が一緒になったので飲食をしていたら、時間が過ぎてしまったことに気づいていなかった」と話し、事前検査については「バスの中で実施しようと思っていたが、欠員のことで連絡をしていたため、タイミングがなかった」と釈明。

 会社側は「0.00を出すために時間稼ぎをしたと判断している」とした上で、チーフを止められなかったことに関しては「便の責任者であるチーフに対して、それ以上言うことができなかった。権威勾配といわれても仕方のない状況があった」と説明した。

 遅延が発生した時点で会社側は状況を確認できていなかったため、乗客に対して<代替要員の手配に時間を要しています>とアナウンスしたという。27日になって遅れた原因が「CAの飲酒」と分かり、乗客は「時間を返せ」と言いたい心境だろう。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  4. 4

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  5. 5

    戸田恵梨香「地獄に堕ちるわよ」のヒットで世界進出へ…クリント・イーストウッド目指し「生涯現役宣言」

  1. 6

    とうとう下落に転じた高市内閣支持率…若者と女性の支持が「急落」した裏側

  2. 7

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 8

    高市官邸の「カルビーいじめ」で…競合メーカー湖池屋&縁深い岸田元首相が猛烈とばっちり

  4. 9

    巨人阿部監督逮捕・辞任で父親世代に衝撃…他人事ではないDV逮捕と、AIが“相談相手”で問われる父親の存在意義

  5. 10

    映画「スーパーマリオ」が北米では大ヒットしても中国でヒットしないワケ