古賀千景議員の「自衛隊」発言はそんなに的ハズレか? 得したのは“怒ってみせた”進次郎防衛相だけ
まずもって、家が貧乏だったこと、経済的理由で自衛隊に就職したことは、恥でもなんでもなく、あるいは一兵卒の人員確保のために貧困家庭の子供をターゲットにしてニンジンぶら下げた(経済的徴兵)自衛隊のリクルート活動も許容されてしかるべきとの指摘だ。
むしろ、そうした自衛隊の現状を指摘した古賀参院議員の失言を逆手にとって、自衛隊への賛美を強いる小泉防衛相こそが、自衛隊への偏見を助長する危険性をはらむと危惧する声が圧倒的だ。
また、正統右翼論壇をリードする右翼団体「一水会」は古賀発言と併せ、直近、小泉防衛相が名古屋大学が学園祭で予定していた自衛隊の出展を中止したことをSNS上で批判し、謝罪に追い込んだことにも言及。小泉防衛相から「遺憾の意」の言葉はすぐに出てくるが、沖縄米兵の性的暴行、自衛官の中国大使館侵入事件については「コメントを差し控えっぱなし」だと皮肉った。
エラソーに振る舞える柄ではない小泉防衛相なのだが、それゆえ、古賀発言で救われたというのが真相か。
「立憲民主はまた自爆ですね。終盤国会の参院審議は憲法9条の自衛隊明記や武器輸出の防衛関連法案、そして機雷除去の自衛隊ホルムズ海峡派遣などで、過半数割れした与党を論戦で追い詰め存在感を示すチャンスなのに、ヘタを打ち、土下座までさせられるようでは、もはや法案審議は消化試合ですよ」(全国紙デスク)
「遺憾の意」を発したいのは国民の方だ。
(特命記者X)



















