著者のコラム一覧
片岡健ノンフィクションライター

1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、ノンフィクションのライターに。新旧様々な事件を取材し、新事実や冤罪を発見している。著作に『平成監獄面会記』、同書が漫画家・塚原洋一氏によりコミカライズされた『マンガ「獄中面会物語」』(共に笠倉出版社)、『もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記』(リミアンドテッド)など。最新刊は2026年4月発行の『実録 死刑囚26人の素顔』(宝島SUGOI文庫)。

安芸高田市「石丸市長ブーム」地元で毀誉褒貶が激しい石丸氏だが「あの人は今」感も…議会はどうなっている?

公開日: 更新日:

「必要なコストカットだった」の声も

コストカットのためにさまざまな公共施設を廃止(提供写真)

 2020年から24年まで広島県安芸高田市の市長を務めた石丸伸二氏(43)は、議会やメディアと再三、激しいバトルを繰り広げた。その動画がネット上で拡散されて注目され、広島県の山あいの小さな市は全国的にも有名に。議会がある日は県外からも傍聴者が集まる熱狂ぶりだった。

  ◇  ◇  ◇

 今月23日、安芸高田市議会の定例会を傍聴した。一般傍聴者は筆者以外に3人、報道機関の記者は1人しかおらず、約40ある傍聴席はガラガラだった。藤本悦志現市長ら執行部と議員らのやりとりも穏やかで、議会は淡々と進行。しばしば炎上した石丸市長時代の議会とは、別の議会のようだった。

 石丸氏が都知事選に出馬するため、市長を辞したのは24年6月。石丸氏はその後、都知事選で165万票を獲得したり、「再生の道」なる地域政党をつくったりして、社会の注目を集め続けた。現在はYouTube番組「リハック」の九州支局長としてタレントのように活動中だ。 

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