高市首相を余裕シャクシャクにさせた“戦犯”たち 集中審議でも得意の「言い訳答弁」全開まくし立て
続いた田名部匡代幹事長は高市陣営がライバル潰しの中傷動画を拡散した疑惑に言及し、「木下(剛志公設第1)秘書の参考人招致を求めましたが、受け入れられませんでした。改めて一連の問題に関する集中審議開催を理事会でお取りはからいいただきたい」と要求。質問を続けたが、高市首相はそれをパスして「まず申し上げたいんですけれども、私も事務所も中傷動画の作成を第三者に依頼していない」「(NHKの)中継も入ってますから、これは絶対に、私は他候補の誹謗中傷をしていない」と例の調子でまくし立てた。
■持ち時間の大半で持論を展開
3時間の集中審議で最もひどかったのが、自民と連立を組む日本維新の会の猪瀬直樹議員だ。質疑者は通常、所属会派と名前のみを名乗るのに、「日本維新の会参議院幹事長の猪瀬直樹です」と入り、党幹部であることをアピール。社会保障国民会議で議論されている給付付き税額控除を「大阪城」に例えて、「大阪城を築きましょう」「大阪城を目指しましょう」と連呼。維新肝いりの副首都実現の宣伝に徹した。
猪瀬氏は持ち時間16分のうち、13分も持論を展開。高市首相への質問は2回だけだった。審議時間を楽々消化した高市首相は「詳しく教えていただき、ありがとうございました」とニンマリ。同じ釜の飯を食う与党のお仲間とはいえ、度が過ぎる。野党がシャキッとしないと、高市首相の思うツボだ。
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