大阪ミナミで無許可接待、女性に大人気…人気メンコンの実態とカリスマ経営者の正体
調べに対し、「私は接待行為を見たわけではないので分からない。従業員が行った接客は正当な接客行為と思っていた」と供述しているという。
■12年間でコンカフェ16店舗を展開
本人のものとみられるSNSによると、大田容疑者は2013年、出身地の北九州から大阪にやって来た。男性向けのコンカフェの経営にも携わり、現在メンコンと合わせ、計16店舗の飲食店を展開。従業員は約65人に上り、アイドルグループのプロデュースもするなど、カリスマ経営者として知られていたようだ。
「もともと本人も似たような仕事をしていたようだが、40そこそこの若造がミナミの繁華街でこんだけ手広く商売をしとったら、シノギにうるさい極道なり半グレが黙っているとは思えない。ただ、今のところつながりは把握できていない」(前出
の捜査事情通)
SNSにはポルシェやフェラーリを乗り回し、高級ホテルで豪華な食事をするなど、ぜいたく三昧の生活の様子をアップ。37歳の誕生日には370本の青いバラを自分自身にプレゼントし<金箔の出世バナナを食べて大金持ちになりました>と投稿していた。
悪質ホストクラブのようにぼったくりや売掛金、未成年者の客は確認されず、発覚のきっかけは一般女性の「チョアライブで男性従業員が女性客に接待行為をしている」というタレコミだったというから、派手に商売をし過ぎたようだ。