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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(15)ハッピー夫婦はファッションに「干渉しない」

公開日: 更新日:

 そろそろ夏休みですね。でも長い休みは恐怖だという夫婦もいます。

 長期の休み中にケンカをした経験がある人は約5割、その原因の2位が「お金の使い方について」という調査もあります。

「普段は節約しろとうるさいのに、自分は高いアクセサリーを買う」などと、物価高の中、ケンカの原因はたいがい買い物です。

 他方、節約をしている家庭ほど幸福度が高いというアンケート結果があります。

 中でも最も幸福度が高い家庭は洋服や靴、美容室や床屋を含む「衣服、美容費」を節約している夫婦で、次いで外食や食費の節約でした。

 衣類は、毎月1万円前後を消費していて、多いのは冬でした。2024年の家計調査(2人以上の世帯)によると、12月は約1万2000円、1月は約1万700円です。

 しかし、最近はカジュアルな服が流行し、スーツやコートを買うことが減り、以前に比べると、冬の衣類にかける費用は減っているようです。今年の1月は、昨年より500円以上減少しています。

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