大阪ミナミで無許可接待、女性に大人気…人気メンコンの実態とカリスマ経営者の正体

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 摘発の際も次から次へ女性客が訪れる人気店だった。

 大阪・ミナミの複数の「メンズコンセプトカフェ」で、客に無許可で接待行為をしたとして、府警生活安全特別捜査隊は20日、経営者の大田正人容疑者(41)ら幹部3人と、各店舗の店長5人の男8人を風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。グループは店舗ごとに「韓流アイドル」や「読者モデル」「トランプゲーム」「死者蘇生」などをコンセプトにして、店内で男性店員が女性客と談笑しながら酒を提供していた。

「夕方6時から翌朝11時まで営業している店舗もあり、風営法の営業許可の届け出をすると、ミナミでは午前1時までしか営業できなくなる。キャバ嬢や夜の商売をしている女性客が仕事終わりに来られなくなることから警察の指導に従わず、無許可で営業を続けていたようだ」(捜査事情通)

 料金は韓流アイドルの「チョアライブ」が1時間飲み放題で3300円。ホストクラブに比べれば安価な料金でお姫さま気分が味わえる。

「女性客はボックス席の奥に座り、韓流っぽく化粧をしたイケメンの男性店員がテーブルの手前で膝立ちのまま、まるで執事のようにふるまい、長時間話を聞いてくれる。そうした接待に女性たちは癒やされていたようです。ホストクラブと違って敷居も高くなく、女子大生や社会人の客も多い。客はほぼ全員若い子でした。わざわざ予約を取って来る客もいました」(前出の捜査事情通)

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